2017/03/02
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女性は妊娠中から
自分が親になっていくことを文字通り体感しますが、
男性はそうはいきません。
「赤ちゃんができた!」と言われても、なかなかピンとこないのです。
パートナーから妊娠を告げられても、
「オレ、父親になるの?(キョトン)」という男性も多いでしょう。
親になる自覚は男女で時間差がある
このスタート時点ですでに親としての意識に大きな差ができてしまい、
みるみるうちに男性のほうがおいて行かれてしまう
ということがよくあります。
すでに母性満タンの女性からしてみれば、
なかなか父性に目覚めないパートナーに対し、
イライラすることもあるでしょう。
しかし、そこで
「子育てする気あるの!」
「あなたの子なのよ!」
「父親としての自覚をもってよ!」
などと詰め寄ると男性は萎縮し、
ますます「未知なる領域」に踏み込むことに躊躇してしまいます。
子育てや父親であることに窮屈さを感じる意識を植え付けてしまいます。
ちょうど子どもに「勉強しなさい!」と怒鳴りつけて
ますます勉強嫌いにしてしまうのと同じですね。
これではイクメンは育ちません。
どんなときに父親であることを実感したか?
◆妊婦検診に付き添い、エコー画像を見たとき
◆初めて抱っこしたとき
◆他人に抱かれると泣くのに、自分が抱くと泣き止んでくれたとき
◆子どもに初めて「パパ」って呼ばれたとき
◆子どもの存在を五感で体感したとき
というきっかけが多いんです。
頭で考えることよりも、体で感じることのほうが大事なんですね。
男性は理屈で考えてしまう生き物
それなのに男性は
「親の役割って何だろう?」
「親としてオレはどう振る舞うべきだ?」
などと理屈で考えがちなんです。
そして、その答えが見つかるまで
「オレはまだ父親になりきれていないな」
と思い込んでしまうのです。
理屈で考えても答えなんてあるわけないのに、です。
パパの”理屈のスイッチ”をオフに
だから、パパのスイッチを入れるために最初にすべきことは、
理屈のスイッチをオフにしちゃうこと。
「べき論」や義務感をとっぱらって、
純粋に五感で赤ちゃんの存在を感じる喜びを知れば
パパスイッチがONになります。
これで、母乳を出すこと以外何でもできちゃう
「パパロボット」の起動完了です。
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