2017/03/02

羽生善治はどうして強いのか?
羽生善治さんといえば、
永世竜王、十九世名人、永世王位、
名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の称号資格保持者で、
名誉NHK杯選手権者の称号保持者
など、数々の称号を持つ
誰もが知る日本を代表する将棋棋士ですよね。
そんな羽生善治さんはどうしてそこまで強いのでしょうか?
みんな冷静さを失ってしまう
あるNHKの解説者によると、
ひと昔前までの将棋棋士のほとんどが
将棋に人生を賭けており、
勝負に負けまいと終盤になるとものすごい迫力で指していたそうです。
そして、そのプレッシャーの分だけ冷静さを失い、
指し手が甘くなり相手に隙を与えてしまうことが多々あったようです。
「将棋はただのゲーム」
そんな中、羽生善治さんはどうだったかというと
他のみんなとは全く逆の考え方・行動をとっていました。
「将棋はただのゲーム」
そう割り切って将棋を指していたのです。
そうすることによって、
序盤の選択肢がたくさんある段階で、
いかに自分に有利な態勢にもっていくかを重視して指すことができ、
落ち着いて状況を見て判断することができました。
「仕事もただのゲーム」
このように、
私たちも仕事などに真剣に取り組む中で、
つい目の前のことばかりに集中してしまい
冷静に判断できずにうまくいかなかったという経験が
何度かあったと思います。
そんな時は羽生善治さんのように
「仕事はただのゲーム」
と割り切って楽しむことによって、
冷静に良い判断と行動ができるようになるのではないでしょうか。