2017/03/02
こんなとき、どうする?
まだ手先があまり器用に使えない子どもが
自分でご飯を食べようとする時、
あなたならどちらの対応をしますか?
1.こぼさないように食べさせてあげる
2.じっと見守って子どもに自分で食べさせる
「服や床が汚れたら嫌だな」
「まだ子どもが自分で食べれるわけない」
そのように考えて
1のように対応する親は多いのではないでしょうか?
「ヘルプ」と「サポート」
”ヘルプ”は、困っている相手の代わりに何かをしてあげること。
に対して、
”サポート”は、困っている相手に解決方法を教えたり、
解決方法を一緒に考えること。
というように、2つの言葉は似ているようで大きく変わります。
最初の質問の場合、どっちがどっち?
上記の2つの対応の場合、
1がヘルプで、2がサポートになります。
1のような”ヘルプ”の考え方で
子どもに代わってなんでもやってしまうと、
せっかくの成長の機会を逃してしまいます。
ちょっとでも危険なことがあると、
つい心配になってしまい手を貸してしまう。
これは親心として当然のことだと思います。
子どもの成長のためにもグッと我慢を
ただ、ここでグッとこらえて見守る。
それでもし子どもが失敗してしまったら、
その解決方法を教えたり、一緒に考える。
そのように”ヘルプ”でなく”サポート”をすることが、
子どもの成長につながるのです。