2017/03/02
一番大きな違いは「資格面」
チャイルドマインダーとベビーシッター、そして保育士。
どれも子どもに関わる仕事で同じじゃないの?
そう思われる方もたくさんいると思いますが、いくつかの点で違いがあります。
まず一番大きいのは資格面の違いです。
保育士は国家資格
保育士だけは国家資格です。
厚生労働省の定める通り、保育士となって働くには
厚生労働大臣の指定する大学・短大・専門学校などの
「指定保育士養成施設」に通い所定の単位を取得して卒業するか、
もしくは「保育士試験」に合格して保育士資格を取得すること。
そして、都道府県の備える保育士登録簿に登録を行うことが必須です。
ベビーシッターに資格は必要ない
一方、ベビーシッターとして働くために資格は必須ではありません。
育児経験があれば、
ベビーシッターを派遣する会社に所属(契約)して仕事を得ることは可能です。
しかし実態としては、
「公益社団法人全国保育サービス協会」(旧 社団法人全国ベビーシッター協会)が認定する、
「認定ベビーシッター」の資格を有することが推奨されています。
認定ベビーシッターではなくとも、
保育士や幼稚園教諭免許を持っていたりして、無資格の方は少ないです。
チャイルドマインダーは民間資格
また、上記の指定保育士養成施設で、
認定ベビーシッター資格を付与する制度も取り入れている学校もあり、
ダブル資格で卒業する方もたくさんみえます。
チャイルドマインダーは民間の団体が認定する資格ですが、
NCMAやBTECなどは海外へ向けても認知される資格です。