2017/03/02

首がすわるまであと一歩
生後3ヶ月頃の赤ちゃんは
たて抱きにしても首がガクッとすることはなくなり、
首がすわるまであと一歩です。
胴の筋肉もしっかりしてくるので、
寝かせておくとまっすぐ上を向いていないで、
横向きになろうと一生懸命動いたり、
下半身だけをねじって、寝返りしそうになることも。
腹ばいにすると腕でからだを支えて
頭をしっかり持ち上げるようになります。
周りの世界に興味津々
赤ちゃんは機嫌がいいと
声を出したりベッドメリーをながめたり、
ガラガラを持たせると握って振り回したり、
口に持っていったりします。
まわりの世界に興味津々で、
外に連れ出すと珍しそうにまわりをキョロキョロ見回します。
睡眠リズムが安定してくる
この頃から赤ちゃんは
徐々に起きている時間が長くなってきます。
夜にまとまって眠るようになり、
日中起きている時間が長くなってきて、
なかには朝までぐっすり眠る赤ちゃんもいます。
朝はカーテンを開けて日の光を浴びせたり、
日中は公園などに出かけて体を動かし、
夜は真っ暗にして静かな環境で寝かせてあげるなど、
意識的に昼夜を区別できるようにしてあげると
生活リズムが整いやすくなります。
いろいろな刺激を
1日20~30分くらいは
たて抱き、抱っこホルダー、ベビーカーなどで散歩に出かけ、
赤ちゃんにいろいろな刺激を与えてあげましょう。
短いお買い物も一緒に行けるようになりますが、
まだ抵抗力が弱い時期なので、人ごみや遠出は避けましょう。
おっぱいのリズムが安定してくる
生活のリズムがついてくると、
おっぱいやミルクの量や回数も安定し、
ほぼ決まった時間に飲むようになります。
ミルクの場合は1日5~6回、
おっぱいの場合は1日8回くらいが目安です。
赤ちゃんは自分の適量を飲むようになり、
途中で飲むのをやめてまわりをキョロキョロするなど、
遊び飲みや飲みむらが出てきますが、
基本的には赤ちゃんが欲しがるだけあげましょう。
4ヶ月目になると離乳食を始める子もでてくるので、
この時期から離乳食作りのための小さなすり鉢や、
プラスチックなどで出来た割れにくいスプーン、
服を汚さないためのよだれかけを用意しておきましょう。
赤ちゃんの肌は大人よりも薄くバリア機能も未熟なので、
赤ちゃんの肌に優しいガーゼやコットンなど
柔らかい素材で出来たよだれかけを選びましょう。
肌の状態に要注意
生後3ヶ月を過ぎると
皮脂の分泌が減ってきて乾燥するために、
赤ちゃんの肌はますますデリケートになり、
ちょっとした環境の変化や間違ったケアで
すぐに肌トラブルを起こしてしまいます。
赤ちゃんの肌の健康を守るために肌の状態をチェックし、
適宜スキンケアをしてあげることが大切です。